個別分析 プロトコーポレーション 

今更、私が分析記事を書くのも烏滸がましい気がしますが、備忘録として記載します
【事業内容など】
プロトコーポレーションは中古車情報誌グーを中心としたプラットフォームビジネスを展開する企業です。
近年、本業で生まれるキャッシュを元にM&Aを積極的に推し進め、幅広い領域に事業展開しています。
本来、各々の事業がシナジーを生み出すことで成長するはずですが、苦戦している領域も多い印象です

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グー新車:各メーカーが販売する新車に関するサイト
データラインセールスガイド:新車ディーラー向け営業支援ツール
データラインプロ:法人向け中古車データ検索システム
データライン査定:ペーパーレスの次世代査定ツール
グーネット:中古車販売情報サイト
ID車両:グーで展開する車両に関して、車両状態評価書付の中古車を集約し紹介
オートウェイ:台湾(NANKANG)・インドネシア(ATR)・米国(HIFLY・生産工場中国)・ドバイ(GEETEX・生産工場中国)・シンガポール(RADAR)に在るメーカーからタイヤとオリジナルホイールを輸入しインターネット販売
タイヤワールド館ベスト:タイヤとアルミホイールの専門店、ECサイトからの通販も実施
グーピット:全国の自動車整備工場を検索
プロトリオス:自動車の修理・部品に関する情報誌出版や関連ソフトウェアの開発・販売
グー車検:車検サイトを通じて、全国統一価格で車検が受けられるサービス
グー買取:車買取・中古車査定サイト
キングスオート:中古自動車輸出

その他、リサイクルショップの比較サイトや資格取得サイト、介護事業のプロトメディカルケアなども展開しています
これを見る限り、手堅く成長しそうな事業が記載されていますが、多くは苦戦しています。

海外事業は台湾やマレーシア、中古車輸出のキングスオートは赤字、プロトリオスは売上高が減少と厳しい環境の事業とグーピット、グー車検など、成長ドライバーになりそうな好採算な事業が混在しています。
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特にグーピットは昨年から好調で、前4Qでは提携する有料工場の掲載数が大幅に増加しています。
この事業にリソースをシフトさせ、注力しているとのことで、今期も期待しています。
この事業は町の閑古鳥が鳴いている整備工場と安く整備したいユーザをマッチングさせる事業であり、潜在的なニーズもありそうなので、認知度が広まれば広まるほど、無料工場の有料化や全体の総数の底上げが期待出来ます

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上記の成長ドライバに加えて、昨年タイヤワールド館の減損を行ったことで、償却費が年間2億円少なくなります。
これにより、昨年と同じような業績でも利益が出やすくなっています。

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私がプロトに拘っている理由の一つに、経営陣が売上拡大の施策から利益拡大の施策に切り替えていることです。
売上に関しては積極的なM&Aや新規事業の拡大で+10%程度で推移しており、拡大路線を取ってきましたが、ここにきてようやく利益にシフトしていくとのこと。ここが一番難しいところではありますが、これだけ売上が上がっていますので、不採算事業の縮小撤退、成長事業の拡大と、断捨離を進めることで利益を確保していける可能性はあるかもと考えています。

【指標など】
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予想PER10.2倍、PBR1.06倍、配当利回り3.6%

今期10%増益でPER10倍、PBR1倍、配当利回り3.6%と、明らかに会社予想を市場は信じていません。
毎年のように下方修正していて、多くの投資家の期待を裏切ってきたので、信頼が無いのも理解出来ます。
WEBプラットフォームビジネスと中古自動車データとのことで、株探の比較ではマークラインズや手間いらずが競合に挙げられています。これらはPER50倍とかで推移している反面、利益も20%増のような驚異的に伸びているので、比較対象にしにくいところはありますが、WEBプラットフォームビジネスで今現在は半信半疑ですが成長企業となれば、PER20倍程度は評価されても良いと思います。と、いうようなことを多くの先人も考え、投資し、裏切られ続けたのかもしれませんね。

これから、どのように推移するか興味津々です。

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プロフィール

とす

とす
通信系SI勤めの30代のSEで、PMをやっています。保有株は友達を合言葉に企業と共に自分も資産も成長するそんな投資が好きです。同業他社など、地の利を活かせる企業に投資します。当ブログはリンクフリーです。

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