TDCソフト 2018年3月期 業績上方修正

TDCソフトが経常利益ベースで4%の業績上方修正と3円の増配を発表しました。
TDCソフトの株探ページ

修正の理由は以下の通りです。
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投資活動の本格化に伴い販売管理費が増加するものの、PMPや CMMIの成熟度レベル3などをベースとした当社グループ独自の品質マネジメントシステム「TQS」に基づくプロジェクト管理の徹底により採算性が向上しました結果、前回発表予想を上回る見込みです。
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これは既存株主であれば、ある程度、想像出来る内容だったのではないでしょうか。金融SIerの他社が苦戦する中、成長を遂げられている要因は前述のPMPをベースとしたTQSへの取り組みと、自社開発ソリューション(クラウドソフト)が伸長しているからと推測します(しかし、この規模でPMP取得人数500人以上ですので、社員の方は家に帰ってからも勉強を継続されているでしょうし、大変だと思います…)。
RPAや小回りの利くアジャイル開発の活用、アシストとの協業、DWHへの取り組みなど、成長投資を継続しており、この事業規模であっても成長モメンタムが継続しています。しかも、第2の収益源泉であるインフラ構築が不調な状況での上方修正となっています。リソースシフトが奏功しており、足許では自社開発ソリューションが伸長してきています。既に発表済の資料では受注高も堅調となっております。当社はARM社(アドバンテッジリスクマネジメント社)も手掛けるストレスチェックソリューションを展開するなど、マイナーながら魅力的な製品をリリースしており、ここも魅力と感じます。

今期は営業利益17.9億円の予想程度のクリアは3Q時点で、ある程度予想できたものの、18.5億まで伸長するというのはサプライズではないでしょうか。配当も前期32円から3円増額されて35円です。

来年は中経最終年度で、掲げている営業利益20億予想となるでしょう。となると、18.8億→20億で来期8%増益とちょっと鈍化しますが変わらず成長を続けると確信しています。これで、予想ベースでは以下の通り

2015年:営業利益+39% eps46円 配当14円
2016年:営業利益+17% eps65円 配当20円
2017年:営業利益+24% eps96円 配当32円
2018年:営業利益+12% eps102円 配当35円
(2016年に株式分割を実施しています。上記は分割後ベースに記載しています。既に発表済み情報とは異なります)

PER11.4倍 PBR1.41倍 配当利回り2.99%(2018/2/27時点)


最終益は税の関連で、デコボコしていますが、営業利益ベースでは美しいモメンタムを描いています。今期も連続増配で、長期投資向きと考えます。

優待も無く、有名な方が保有している訳でもないです。既に東証一部で小型のため、昇格のようなカタリストもなく、小型ゆえに機関からの買いも見込みにくい銘柄ではありますが、残された数少ない割安成長高配当株です。こんな超絶バリュートラップのような銘柄こそ、じっくり保有して水準訂正に期待するのが良いと考えます。

社長インタビューを見つけましたので、興味があれば見てください
一歩先の次世代型SI事業に取り組んでもらって、成長が継続することを切に願っています
https://www.weeklybcn.com/journal/serial/detail/20180124_160538.html

TDCソフト 3Q決算
TDCソフト 過去分析記事

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とす

とす
通信系SI勤めのSEで、PMをやっています。保有株は友達を合言葉に企業と共に自分も資産も成長するそんな投資が好きです。同業他社など、地の利を活かせる企業に投資します。当ブログはリンクフリーです。

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