分売の高速と駅探について

直近の分売である、高速と駅探が指標面で似ていて面白いなーと感じましたので比較してみます。

【 高速 】
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食品軽包装資材商社です。食品加工業向け中心で、東北・北関東地盤。M&Aに注力しています。エフピコ等のメーカーから仕入れてカスミ(USMH傘下のスーパー)や総合商社に提供しています。包装資材は刺身が入っているパックなどです

指標はPER11.7倍、PBR0.96倍、配当利回り2.25%と割安中配当に該当します
2015は大きな減益がありましたが以降はデコボコしながら増益減益を繰り返しながら、今期は2%の増益予想です。
配当に着目すると毎年1円づつ増配しており、人気の連続増配株です。今期は28円、来期以降も緩やかな増配が継続する可能性が高いです。
配当性向は3割弱程度
株探の高速ページ

【 駅探 】
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乗換アプリの駅探を開発し、サービス展開しています。直近は、駅探アプリからの旅行予約が出来るようにするなど周辺ビジネスに注力しています。

指標はPER11倍、PBR1.46倍、配当利回り2.9%と割安高配当に該当します。
2015~17まで10%成長していますが、今期は20%の減益予想です。
配当に着目すると確認したところ、20円の固定配当となっているので、配当目的の投資にむいています。
配当性向は3割程度
株探の駅探ページ



【 比較など 】
ビジネスモデルを考察すると更に面白いです。

高速は包装なので業績悪化懸念が少ないと見込まれます。景気が悪くなっても需要が減りにくいからです。景気が悪くなっても肉や刺身は食べますね。食品トレーの仕様が激変すれば終わる可能性もありますが、21世紀もパックは変わっていないので、もうそんなことは起こらないのではないでしょうか。

駅探は柱の乗換サービスの課金と広告、提携旅行サービスへの誘導が収益源です。乗換サービスでは確固たるポジションを確立しています。競合サービスの高機能化も影響してか、課金は減っているようですが駅探に慣れたヘビーユーザは高機能から離脱しにくいので、一定数は無課金からは広告料、課金からはストック収益が獲得できます。

配当金目的で考えても両社は十分優秀です。駅探は減益だろうが増益だろうが今のところ上場以来20円の固定配です。現金を20億保有しており、配当費用が1億少しなので、今の業績が継続できるなら保守的にみても約15年は安定配当が可能です。高速も安定していて現金80億、売掛金156億もあり、流動資産合計は290億です。時価総額は260億なので、それより上回っています。1年間の配当は約6億円と考えると売掛金を無視しても10年程度は余裕ありそうです。

高速は商社ですので、仕入れが必要であり、業績が悪化すると厳しそうですし、駅探も競合のヤフー乗り換えなどに客が取られ続けると厳しいでしょうか。

成長戦略も両社特徴があります。高速はMAで同業他社の弱小を傘下に加えシナジーをだすことで成長しています。毎年のようにMAをしており、本体吸収などの再編も行いながら最適化を図っています。駅探はコンシューマ向けの乗換アプリだけでなく法人向けサービスにも注力しています。2015年頃から旅行、法人に注力しており収益を拡大してきています。駅探の人員増やプロモーション増による今期減益や高速の人件費や物流コスト増の影響での微増益などを考慮すると、両社成功までは至っていない印象を受けます。大きく継続的に利益が成長していくような企業としての期待は出来ないかもしれません。

残念ながら両社、株主優待はなく、個人投資家の人気は低いと思われます

個人的には昔は駅探に好んで投資していましたが、今は高速の方が好みです。

割安で、配当目的の長期投資も可能な両社ですが、どちらもディフェンシブで好みが別れそうです。

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とす

とす
通信系SI勤めのSEで、PMをやっています。保有株は友達を合言葉に企業と共に自分も資産も成長するそんな投資が好きです。同業他社など、地の利を活かせる企業に投資します。当ブログはリンクフリーです。

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