個別分析 ダイト 2017年度 本決算

ダイトの本決算が発表されました。私は当社に長期投資していますので、確認していきます。
ダイトの本決算は小幅増収増益でした。

<2017本決算>
前期比売り上げ+4.4% 営業利益+7.8% 経常利益4.4% 最終益+3.5% EPS 212.3
<2018予想>
前期比売り上げ+6.6% 営業利益+7.0% 経常利益7.0% 最終益+7.3% EPS 227.7

内容をみると設備投資が奏功し、トップラインが引き続き伸長しています。設備投資の結果ですので、特にインパクトあるような内容でもありません。順調に拡大しているといったところ。後発薬については薬価改定の影響も出ていると推測されますが、それを生産能力拡大と高薬理活性剤関連で補っているように思われます。

部門別にみると原薬が前期比売上高+2.7%、製剤が前期比売上高+7.2%となっており特に製剤が好調でした。2016年は大型設備投資の成果も現れ両部門が大幅に伸長したことを考えると、表面上は控えめな成果ではありますが、上記の薬価改定問題を抱えながらでこの状況なので充分評価できる内容です。

今期の見通しとしては引き続き、高薬理活性剤の製造受託が増加する見込みで、製剤部門が伸長するようです。会社側も高薬理活性剤に注力する旨を昨年から掲げており、良い傾向だと思います。

更に高薬理製剤棟新設を発表しており、こちらも期待出来る内容だと思います。竣工が平成30年12月となっており、業績に寄与するのは2020年頃でしょうか。

投資予定額は35億となっており、今期に21億を拠出する予定となっています。売掛金が大半ではありますが余剰金として156億もありますし、毎年30〜40億程度の設備投資を行っていますので平常運転の設備投資と考えて良い内容だと思います。
(毎年の状況を確認していると、この設備投資バッファをうまくコントロールし、微成長に留めている感じすらしてきます)

来期については設備投資を継続している状況での+7%増益見込みなので、実質的には+10%以上の成長と考えて良い内容です。

個人的には後発薬の薬価改定を懸念して株価が2000-2200だった頃に充分買えなかったことが多少心残りではありますが、継続的に定性分析を行ったことで、1年以上の長期投資で大きな成果を得られたのは素直に喜ばしいことだと考えています。

当社については今後も長期保有しながら継続してウォッチしていこうと思います。

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とす

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通信系SI勤めのSEで、PMをやっています。保有株は友達を合言葉に企業と共に自分も資産も成長するそんな投資が好きです。同業他社など、地の利を活かせる企業に投資します。当ブログはリンクフリーです。

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