プロトコーポレーション 19/1Q決算
先週になりますが、プロトコーポレーションの1Qが発表されました。
せっかくなので、所感などを綴っておきます

週次やツイートでも触れた通り、数字に関しては、対会社比でもかなり良い印象です。初めに断っておきますが、私は営業利益が会社の稼ぐ力を示すと常々考えているため、営業利益の話を中心に書いています。
1Q決算は経常利益に関して、デリバティブ特益1.1億が追加されているため表面上よく見えています。本業の営業利益は前期比12%増益と堅調な内容ですが、0.4億はのれん減少分なので、事業の実力としては8%増益ほどになります。これでも充分良い内容です。過去5年分の1Qデータを比較しましたところ、2014年の12.57億を上回り、過去5年では最高でした。QonQでは少し良かったねー程度ですが、会社計画は8.3億であり、会社計画比52%増益という水準で、当初計画を大きく上回っている様子が伺えます。
1Q営業利益計画8.3億円を考慮すると、会社の上半期予想は17.3億のため、2Q計画は9億円となる。ここ数期はタイヤワールド館の不振もあり、ここ数年2Qは軟調であったが、本来は季節性が無い事業のため順調にいけば上半期で21億を稼ぐことになる。下半期の営業利益予想は24億となっているため、概ね通期で45億は狙えることになる。
これは単純に会社計画に当てはめているだけであり、1Qに何らかの事業で利益の前倒しが発生している場合は、机上の空論で終わるでしょう。営業利益45億となると、計画41億に対して10%増益となるため、EPS147円程度でしょうか。この数字は2017年の下方修正前の数字と変わりませんので、順調なら全然ありえる数字かもしれません。
上記は最良のシナリオだろうけど、躓いても、1Q貯金を考慮すると今期予想の達成確度は上がりましたね。懸念はタイヤですかね。
猛暑の次の冬は暖冬になることが多いとのことで、昨年が厳冬であったことを考えると、反動があるかもしれません…。ただ、今年の夏はラニーニャ現象により、猛暑になりましたが、既にエルニーニョ現象が発生しつつあるとの観測もあり、エルニーニョがでるなら冬も寒い訳で、昨年と同等のタイヤ需要になるかも。このような内容は現時点では予想の域を出ないので、あまり考えないことにします。

上半期は会社側が減益予想としているのは、2017年7月にタイヤの値上げを実施しており、オートウェイとタイヤワールド館で昨年発生したタイヤ値上げ前の駆け込み特需による、反動が出ているため。この2社については利益が落ち込んでいるが、プロト本体の利益伸長で吸収できたようです。プロトリオスやキングスオートも好調でした。

グーピットは有料工場が4Qに比べて微増であったものの鈍化しており、有料工場増加に関する伸長は一服しているようにも見えます。2017/4Qに無料が激増、2018/4Qに有料が激増していることを加味すると、4Qの一過性の営業重点施策が発動しているだけ?とも捉えられます。
上部で通期営業利益45億という仮説をたてましたが、この好調が2~4Qも続くのであれば会社計画営業利益32億に対しても10%増益の35億程度は狙えるとなると、通期48億となります。こうなるとEPS155円越えも狙えそうですが、いつも煮え湯を飲まされ続けてきた下方修正常連会社ですので、過度な期待は禁物でしょう。皮算用過ぎて、頭おかしい人みたいですが、いずれにしても、貯金が出来たことは事実な訳で、2Q以降も楽しみです。
好調なので、株価が軟調に推移するようなら、追加しても良い気がしますね
(私は既に十分買っていますが・・・。)
せっかくなので、所感などを綴っておきます

週次やツイートでも触れた通り、数字に関しては、対会社比でもかなり良い印象です。初めに断っておきますが、私は営業利益が会社の稼ぐ力を示すと常々考えているため、営業利益の話を中心に書いています。
1Q決算は経常利益に関して、デリバティブ特益1.1億が追加されているため表面上よく見えています。本業の営業利益は前期比12%増益と堅調な内容ですが、0.4億はのれん減少分なので、事業の実力としては8%増益ほどになります。これでも充分良い内容です。過去5年分の1Qデータを比較しましたところ、2014年の12.57億を上回り、過去5年では最高でした。QonQでは少し良かったねー程度ですが、会社計画は8.3億であり、会社計画比52%増益という水準で、当初計画を大きく上回っている様子が伺えます。
1Q営業利益計画8.3億円を考慮すると、会社の上半期予想は17.3億のため、2Q計画は9億円となる。ここ数期はタイヤワールド館の不振もあり、ここ数年2Qは軟調であったが、本来は季節性が無い事業のため順調にいけば上半期で21億を稼ぐことになる。下半期の営業利益予想は24億となっているため、概ね通期で45億は狙えることになる。
これは単純に会社計画に当てはめているだけであり、1Qに何らかの事業で利益の前倒しが発生している場合は、机上の空論で終わるでしょう。営業利益45億となると、計画41億に対して10%増益となるため、EPS147円程度でしょうか。この数字は2017年の下方修正前の数字と変わりませんので、順調なら全然ありえる数字かもしれません。
上記は最良のシナリオだろうけど、躓いても、1Q貯金を考慮すると今期予想の達成確度は上がりましたね。懸念はタイヤですかね。
猛暑の次の冬は暖冬になることが多いとのことで、昨年が厳冬であったことを考えると、反動があるかもしれません…。ただ、今年の夏はラニーニャ現象により、猛暑になりましたが、既にエルニーニョ現象が発生しつつあるとの観測もあり、エルニーニョがでるなら冬も寒い訳で、昨年と同等のタイヤ需要になるかも。このような内容は現時点では予想の域を出ないので、あまり考えないことにします。

上半期は会社側が減益予想としているのは、2017年7月にタイヤの値上げを実施しており、オートウェイとタイヤワールド館で昨年発生したタイヤ値上げ前の駆け込み特需による、反動が出ているため。この2社については利益が落ち込んでいるが、プロト本体の利益伸長で吸収できたようです。プロトリオスやキングスオートも好調でした。

グーピットは有料工場が4Qに比べて微増であったものの鈍化しており、有料工場増加に関する伸長は一服しているようにも見えます。2017/4Qに無料が激増、2018/4Qに有料が激増していることを加味すると、4Qの一過性の営業重点施策が発動しているだけ?とも捉えられます。
上部で通期営業利益45億という仮説をたてましたが、この好調が2~4Qも続くのであれば会社計画営業利益32億に対しても10%増益の35億程度は狙えるとなると、通期48億となります。こうなるとEPS155円越えも狙えそうですが、いつも煮え湯を飲まされ続けてきた下方修正常連会社ですので、過度な期待は禁物でしょう。皮算用過ぎて、頭おかしい人みたいですが、いずれにしても、貯金が出来たことは事実な訳で、2Q以降も楽しみです。
好調なので、株価が軟調に推移するようなら、追加しても良い気がしますね
(私は既に十分買っていますが・・・。)