株式投資の学校 [ファンダメンタルズ分析編]

投資本は主に図書館で借りてきて月に、斜め読みも含めると3~4冊程度を読破しています。特に面白い本がありましたので、久しぶりに紹介したいと思います。

株式投資の学校 [ファンダメンタルズ分析編]

本書はタイトルの通り、ファンダメンタルズ分析についてのナレッジやノウハウが詰まった一冊となっています。
難易度的には初心者~初級者向けの書籍だと思います。

第一章 成長性と割安さの見極めが中長期投資投資の決め手

こちらでは株の基本である、①良い銘柄を選び②割安な水準で買い③リスク管理しながら中長期で保有する基本手法を事例を交えて解説しています。業績低迷期や設備投資等で割安になった時に株を買うべきとの方針が記載されています。基本的なところなので私自身の気付きはあまり、ありませんでしたがPER,ROE,ROAといった指標などの活用方法も記載されています。

第二章 定性分析で将来性ある会社を見極める

2章以降が本書の肝になる部分だと思います。会社の強み、商品力、コモディティ化など、中長期投資を行う上での成長ストーリーや戦略などのエッセンスが記載されています。こちらも定番の内容ですが、改めて活字で確認することで、日ごろ行っている定性分析についても角度を変えながら確認していく必要を感じました。

第三章 これから注目の投資分野はこれ

本章は実践編であり、銘柄名や業種、業態を手短ではありますが解説しています。銘柄も大型だけでなく中小型株も多く、個人投資家が好むようなストック要素の大きい銘柄が多いです。ここで挙げられた銘柄の多くが今現在大幅高している状況であり、著者の先見の明を垣間見ることが出来ます。

第四章 財務分析

個人的には苦手な内容の一つである、財務分析について基礎から実践まで事例を交えて確認していくことが出来ます。私はざっくりはみますが営業CFや投資CFなどを詳細に分析した上で投資するケースがあまりないので、とても参考になりました。事例として挙げられているのが神戸物産、ネクステージ、江守GHD、オイシックス、鈴茂器工と身近で話題になった企業ばかりなので、興味をもって確認していくことが出来ました。

第五章 株の売買タイミング

株の売買タイミングは難解で私も苦労しています。PERの想定ゾーンを用いた分析方法はバリュー投資に通じる部分であると感じます。経済指標についても、最近では良好な数字が多く確認を怠っているような状況ですが、全体株安時に大きく買い出動するというのが基本でもありますので、参考になる部分も多いと思います。相場は金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場で構成されている点も予備知識としてはありましたが、改めて考えるきっかけにはなったと思います。

本書は中長期投資を行う上でのエッセンスが盛り込まれた良書だと思います。
特に取りあげた銘柄が順当に現在では評価されていますので、トラックレコードからの逆算での思考という観点で非常に参考になります。同じような思考を会得出来れば、良い銘柄を安いときに見つけることが出来るかもしれません。


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通信系SI勤めのSEで、PMをやっています。投資歴5年ですが年利3%ほどしか計上できていません。立会外分売やIPOと割安株で年利5%確保を目指します。当ブログはリンクフリーです。

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