立会外分売 ソーシャルワイヤー

【発表データ】
市場:東証マザーズ
分売実施予定  :2017年2月27日
売り出し量 :60000株
1人200株
分売価格円1521(終値1561円)
割引率:2.56%
出来高:37,800
信用 ハイ空有り


【解説】
ソーシャルワイヤーはWEBサービスを手掛ける企業です。アジアBPOプラットフォームの構築を企業ビジョンに据え、ニュース事業を中心として拡大を目指しています。

@Pressのニュースメディア事業、@クリッピングのリサーチ事業(新聞・雑誌・WEBメディアの記事クリッピングサービス)
レンタルオフィス事業のCROSSCOOP、クラウドソーシング翻訳サービスのTRANSMARTを手がけています。

@Pressはニュースメディアの配信プラットフォームです。利用者が当サービスを利用して記事を投稿することで、新聞やテレビ、ニュースサイト、キュレーションサイトなどで二次的に報道されます。利用者からプラットフォームですので、ある程度初期投資を行い、知名度を得られ、利用者が増加する収益化サイクルが成功するとストックビジネスになりますね。

@クリッピングはリサーチとなっているものの、簡単にいえば検索サービスです。スタッフの目を通して調査を行うため検索サービスでは調査できない添付ファイルや概念などまで行えるようです。

TRANSMARTは翻訳者と顧客の間で検品や報酬をするサービスです。こちらも@Pressと同様のプラットフォームビジネスですね。

CROSSCOOPはレンタルオフィスですので不動産ビジネスに近いです。都心に数拠点とアジア圏(マニラやホーチミン、シンガポール)などに展開しています。日系企業のアジア進出に伴い、スタートアップ時などのまだ拠点が無い状態や、商談のための出張時などでオフィス需要はあると思いますので、利用シーンなども想像しやすいですね。このサービスも知名度が重要ですね。

各サービスの共通特徴はO2Oサービスですね。人を介在することで、オンラインで完結出来るようなサービスに付加価値を提供しています。

特に近年、急成長しており、有名投資家さんがグロース銘柄として保有されていますね。マザーズらしい銘柄とも言えます。
どのサービスも一定の競争力はありますが、デファクトスタンダードといえる位置ではないと思います。O2Oですので事業を拡大するためには人を増やす必要があり、今後も継続して投資が必要な事業内容だと思います。

【指標など】
per34.8倍 、pbr5.37倍 利回り1.15%


指標的には割高です。それでも競合といえば、PRTIMES、ユーザベース、ロゼッタなどであり、これらはPER50~70倍ですので、若干割安感も感じます。直近、下方修正を行っており今期の業績予想を減益に修正しています。期首に実行した積極的な人材投資の効果が当初の見通しに及ばなかったようです。事業自体は有望ですし、材料豊富で何より人気銘柄なので、需給面では問題無いと思いますが、伸び悩み感は否めないです。時価総額40億と低いので来期の予想次第では上値余地はあるかもしれません。

【スタンス】
スタンス:強気
初値予想: 1570-1585


分売数が少ないので余裕でこなせると思います。上場して1年経過しており、分売で改めて注目される可能性もありますが時価総額などを加味しても1部昇格は厳しいと思います。下方修正した割に決算前に比べて上がっている状態なので、ここから中長期の株価上昇に関しては疑問もあります。




立会外分売 九州リース

【発表データ】
市場:東証2部
分売実施予定  :2017年2月23日
売り出し量 :300000株
1人500株
分売価格円(終値1269円)
割引率:2.56%
出来高:51900
信用


【解説】

九州リースは九州地方を中心とした金融事業を手掛ける会社です。
以前の分売記事がありますので、そちらを参考にしてみてください。

九州リース分売記事

元々、事業規模も大きい会社で、業績も好調でしたが、地方銘柄ということで過小評価されていました。
昨年11月に東証2部に昇格しており、以降は株価も右肩上がりになっています。
有名なバリュー投資家さんもこぞって当社に投資されています。

【指標など】
per8.0倍 、pbr0.76倍 利回り1.54%


指標的には割安です。競合はオリックス、 興銀リースなどでしょうか。昨年の分売時は非常に割安でしたが、好業績で人気化していますので競合とくらべても遜色ない水準になっています。直近の四半期決算も復興需要などもあり絶好調です。優待でクオカード1000円分が貰えるため総合利回りは3%弱といったところ。株価は右肩上がりで青天井チャートを描いています。2部まできたので流動性や株主数などが満たせれば1部上場も視野に入ってきそうな感じです。

【スタンス】
スタンス:中立
初値予想: 763~770


フジテックの分売と重複しているので、人気が分散する懸念も多少あるかもしれません。懸念点はハイ空が無い点です。比較的大きめな数量ですが、好調ですので中長期で投資される方は分売をきっかけに保有するのも悪くないかもしれません。

立会外分売 フジテック

【発表データ】
市場:東証1部
分売実施予定  :2017年2月23日
売り出し量 :1835000株
1人10000株
分売価格1244円(終値1269円)
割引率:1.97%
出来高:532600
貸借


【解説】
フジテックはエレベータやエスカレータ、歩く歩道等の製造、販売を手掛けるメーカです。エレベータで国内4位、エスカレータで国内5位です。当社のエレベータを見る機会も良くあり、言われてみると触れている機会は大きい会社です。三菱・日立・東芝・日本オーチス・フジテックが5大メーカーとなっていますので他の財閥系や重電系を除けば専業独立系で健闘していますね。

ロゴが富士通そっくりなので、富士通関連の子会社と勘違いしていましたが、特に関連は無いようです。
国内外に生産・販売拠点が数多くあり、事業規模も巨大です。
製品の製販のみではなく、保守も手がけています。

アジアや北米に展開しており、海外売上高比率が66%で為替の影響を受けるシクリカル銘柄といえそうです。
長期的には国内外の公共事業や不動産事業、建設事業の影響を受けると思います。
国内に限ってはオリンピックまでは着工/完成する建造物も多く当面は需要がありそう。
四季報には北米やインド向けの受注が増えているようで、2018年には最高益視野にとの記載がありました。老朽化に伴う更新需要などもあるようです。

【指標など】
per12.0倍 、pbr1.13倍 利回り2.36%


指標的には割安です。競合は東芝、三菱重工などでしょうか。東芝は比較になりませんが、三菱重工Per15倍程度なのでやや割安といった感じ。売り長で-262700の株不足となっています。株価的にも11月後半の水準なので、需給面からの妙味は無さそうですが、指標面は割安感を感じます。


【スタンス】
スタンス:中立
初値予想: 1245~1257


超大型案件ですね。年に数本しかありませんね。100万株以上はプレステージ・インターナショナル以来でしょうか。プレステージは僅かに初値を上回ったのでこちらも僅かに上回る可能性もありそうです。需給面で非常に難解な分売ですので、注意が必要です。

立会外分売 中京銀行

【発表データ】
市場:東証1部
分売実施予定  :2017年2月22日
売り出し量 :85000株
1人1000株
分売価格2305円(終値2341円)
割引率:1.54%
出来高:18200
貸借


【解説】
愛知基盤の第二地銀であり、MUFGグループの地銀です。
過去の分売を実施していますので、そちらの記事を参考にしてみてください。
中京銀行 立会外分売

マイナス金利の影響で売り込まれていましたが、米国の利上げや好況期待などをきっかけに世界的に銀行は買われています。日銀は未だにマイナス金利を継続していますし、地銀にはあまり影響は少なそうです。愛知地盤ですのでトヨタや系列企業の拡大に伴う融資増などの期待もありそうですね。

【指標など】
per16.8倍 、pbr0.46倍 利回り1.72%


一見、普通の水準ですが地銀はPer5~15倍ですので、地銀にしては割高です。PBR的には割安感を感じるかもしれませんが、こちらも普通です。融資先に苦労しているような新聞報道をたびたび見ますし、人口動態からも先細りが予見される日本では拡大は難しいかもしれません。

【スタンス】
スタンス:強気
初値予想: 2310~2333


売り出し量が少ないですし、貸借で売り長状態ですので、大丈夫でしょう。昨年も分売をきっかけに大きく動きました。動意付く可能性もありそうです。

追記:-24400の売り長です。85000株の売り出しと考えると、十分な売り長と考えます。割引率は微妙ですが、先物も上がっていますので、リターンは取れるかもしれません。

立会外分売 フィルカンパニー

【発表データ】
市場:マザーズ
分売実施予定  :2017年2月22日
売り出し量 :80000株
1人100株
分売価格3986円(終値4110円)
割引率:3.02%
出来高:316100
信用(ハイ空有り)

【解説】
フィルカンパニーは昨年秋に上場した、1F駐車場のテナント建設を手掛ける企業です。
1Fを駐車場にし、2Fをカフェなどのオシャレな商業テナントとなるようなデザイン性の優れている建造物の建設を行っています。
フィルパークと名付けられています。都心のロードサイドの店舗等では駐車場が必要ですが、坪単価が高いので有効活用を促しています。施工事例をみると小規模商業施設が大半を占めています。設計から建設まで一貫して手掛けることがメリットでしょうか。建設業は基本的にはヒエラルキーな業界で、スケールメリットを活かした事業展開をしているところが多いです。当社のような独立系ベンチャーでは得意技を活かて、大手や準大手が取りに行かないような案件を手掛けることになります。都心中心ですが、老朽化しているビルや狭小土地なども多く伸長余地はそれなりにありそうです。不動産事業は供給過多懸念が付きまとっていますので注意は必要です。

【指標など】
per59.8倍 、pbr14.96倍


同業他社は三栄建築設計やファーストコーポなどでしょうか。Per5~10倍程度なので、比較すると超割高です。とはいえ、都心に商業施設建設を手掛ける独立系の新興建設業はありませんので、独自性はありそうですね。業績は急成長しているとは言えませんが、不動産系はIPOで得た資金を元に事業を拡大する例も多く、成長性の評価は難しいです

【スタンス】
スタンス:中立
初値予想: 4050~4090


売り出し量が少ないですし、人気もありますのでなんとかなるかもしれません。ただ、一撃40万円の値嵩株ですのでリスクは高いですね。

追記:前日の出来高が非常に多いですね。分売発表時から考えるとやや割高感もありますが、前日比-6.38%にディスカウント3%たすと値ごろ感も多少でてきていますね。基本的には割高で買いにくい銘柄ですが、押し目を作りながらの右肩上がりなチャートとなっていますので、面白いと思います。
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ミドル投資

ミドル投資
通信系SI勤めのSEで、PMをやっています。投資歴5年ですが年利3%ほどしか計上できていません。立会外分売やIPOと割安株で年利5%確保を目指します。当ブログはリンクフリーです。

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