立会外分売 ナガワ

【発表データ】
市場:東証1部
分売実施予定  :2017年3月3日
売り出し量 :200000株
1人300株
分売価格4058円(終値4140円)
割引率:1.98%
出来高:39000
貸借


【解説】
ナガワはスーパーハウス、ユニットハウスの生産、施工を手掛ける企業です。
簡単に言うとプレハブ屋さん。想像しやすいプレハブの物置、小屋などから、事務所、大型倉庫まで幅広く手がけています。
震災の際には仮設住宅として、需要がありますので、熊本地震の際も思惑で買われていました。

当社は海外展開を積極的に行っており、ブラジルやインドネシアなどで生産、施工を行っています。
ブラジルではオリンピックやワールドカップで使用したメディアセンターなどを手掛けたようです。老舗であり、業界トップに君臨しています。

海外比率もそこそこありますので、為替の影響を受けます。
ブラジル向けが多いので、レアルの動向に左右されそう。直近ではレアル高なので、プラスに働きそうです。
プレハブ素材は鉄やアルミで出来ているので、これらの資源価格にも影響します。

国内外な建設/不動産動向に影響すると思います。新興国では需要が旺盛のようですので有望だと思います。

【指標など】
per21.8倍 、pbr1.64倍 利回り0.97%

指標的にはやや割高です。競合は三協フロンテアや積水ハウス。これらはPer10倍程度なので、比較しても割高に見えます。ただ、海外での需要が堅調で、2016年は足踏みとなったもののそれを除けば15%程度の成長率を維持しています。配当性向は3割めどのようなので60円ほどまでは引き上がる可能性もあります。
業況などから機関投資家に人気で、Per20~30程度で評価されている銘柄です。シクリカル銘柄ではあるものの、手堅く拡大しておりQonQでも大幅増益、期待に応えられているようです。2015年にも分売を実施しており、そのときは当たれば手堅いリターンが得られました。

【スタンス】
スタンス:強気
初値予想: 4100~4140


分売数は普通ですが、地合いと反して分売発表後より株価が急落しており、分売自体には妙味がありそう。好業績ですので、リバーサルは狙えると思います。売り長ですが、株不足-4万程度と若干少なめ。それでも最近は分売好調ですからなんとかなるんでしょうね。

立会外分売 明豊ファシリティ

【発表データ】
市場:東証JASDAQ
分売実施予定  :2017年2月28日
売り出し量 :539000株
1人1000株
分売価格358円(終値369円)
割引率:2.72%
出来高:115500
信用 ハイ空有り


【解説】
明豊ファシリティはコンストラクションマネージメントを行う会社です。上場企業の中ではCM専業は当社だけのようです。建築プロジェクトを成功へ導くためのマネジメントを、発注者に代わって行います。発注者の立場にたって、効率的・経済的にプロジェクトを推進し、品質・コストスケジュール等の目標どおりの達成へと導きます。

工事なので、国内の公共事業の動向に左右されます。施工事例を見るとJRや有名百貨店、大学、病院などが挙げられています。施工主向けの支援事業ですので、ゼネコンなどとは単純に比較出来なそうです。

建設事業は東京オリンピックまで需要は手堅く推移すると思われますので、当面は期待出来そう。

国外向けとしてはSWEET GROUP社と提携しています。SWEET GROUP社は国際的なプロジェクトマネジメント会社であり、国際ネットワークを駆使して協力関係を築いていくそうです。直近、IRで提携していたSWEETT GROUPがフランスのCurrie & Brown社に買収されましたが、引き続きC&B社との提携で継続するそうです。

施工例を見るとレゴランドの文字が。現在、こちらの案件を手がけているようです。2017年開演ですので、直近の業績に寄与する可能性もありますが、施工規模によって業績が大きく左右するような事業でも無いと思いますので、期待は禁物かもしれません。

【指標など】
per10.7倍 、pbr1.68倍 利回り3.17%


新興市場の建設業であればだいたいPER5~12倍程度ですので、若干割安といった感じでしょうか。建設業は売上や利益が受注量に左右されるため比較的割安です。マネージメントに特化しているので、他の建設業に比べ安定的に業績を拡大しているように見えますし、単純に建設業とは言えないですね。利回りは高めで、配当性向は3割程度です。昨年から株価は上がっているものの、2割程度しか上がっていないので、まだ幾分か妙味はあるように思います。ただ、ここから高成長していくようなドライバも有している訳ではないので配当を貰いながらじっくり長期で投資するような方に向いているのではないでしょうか。

【スタンス】
スタンス:中立
初値予想: 363~366


分売数が多いので、需給面では若干厳しいと思います。中長期で保有するなら面白い銘柄だと思います。

本日も3%近く下がっており、ここからディスカウントされるので、割安な水準になりました。
手数料負けとなるかもしれませんが、改めて注目されると面白い銘柄だと思います。

立会外分売 ソーシャルワイヤー

【発表データ】
市場:東証マザーズ
分売実施予定  :2017年2月27日
売り出し量 :60000株
1人200株
分売価格円1521(終値1561円)
割引率:2.56%
出来高:37,800
信用 ハイ空有り


【解説】
ソーシャルワイヤーはWEBサービスを手掛ける企業です。アジアBPOプラットフォームの構築を企業ビジョンに据え、ニュース事業を中心として拡大を目指しています。

@Pressのニュースメディア事業、@クリッピングのリサーチ事業(新聞・雑誌・WEBメディアの記事クリッピングサービス)
レンタルオフィス事業のCROSSCOOP、クラウドソーシング翻訳サービスのTRANSMARTを手がけています。

@Pressはニュースメディアの配信プラットフォームです。利用者が当サービスを利用して記事を投稿することで、新聞やテレビ、ニュースサイト、キュレーションサイトなどで二次的に報道されます。利用者からプラットフォームですので、ある程度初期投資を行い、知名度を得られ、利用者が増加する収益化サイクルが成功するとストックビジネスになりますね。

@クリッピングはリサーチとなっているものの、簡単にいえば検索サービスです。スタッフの目を通して調査を行うため検索サービスでは調査できない添付ファイルや概念などまで行えるようです。

TRANSMARTは翻訳者と顧客の間で検品や報酬をするサービスです。こちらも@Pressと同様のプラットフォームビジネスですね。

CROSSCOOPはレンタルオフィスですので不動産ビジネスに近いです。都心に数拠点とアジア圏(マニラやホーチミン、シンガポール)などに展開しています。日系企業のアジア進出に伴い、スタートアップ時などのまだ拠点が無い状態や、商談のための出張時などでオフィス需要はあると思いますので、利用シーンなども想像しやすいですね。このサービスも知名度が重要ですね。

各サービスの共通特徴はO2Oサービスですね。人を介在することで、オンラインで完結出来るようなサービスに付加価値を提供しています。

特に近年、急成長しており、有名投資家さんがグロース銘柄として保有されていますね。マザーズらしい銘柄とも言えます。
どのサービスも一定の競争力はありますが、デファクトスタンダードといえる位置ではないと思います。O2Oですので事業を拡大するためには人を増やす必要があり、今後も継続して投資が必要な事業内容だと思います。

【指標など】
per34.8倍 、pbr5.37倍 利回り1.15%


指標的には割高です。それでも競合といえば、PRTIMES、ユーザベース、ロゼッタなどであり、これらはPER50~70倍ですので、若干割安感も感じます。直近、下方修正を行っており今期の業績予想を減益に修正しています。期首に実行した積極的な人材投資の効果が当初の見通しに及ばなかったようです。事業自体は有望ですし、材料豊富で何より人気銘柄なので、需給面では問題無いと思いますが、伸び悩み感は否めないです。時価総額40億と低いので来期の予想次第では上値余地はあるかもしれません。

【スタンス】
スタンス:強気
初値予想: 1570-1585


分売数が少ないので余裕でこなせると思います。上場して1年経過しており、分売で改めて注目される可能性もありますが時価総額などを加味しても1部昇格は厳しいと思います。下方修正した割に決算前に比べて上がっている状態なので、ここから中長期の株価上昇に関しては疑問もあります。




立会外分売 九州リース

【発表データ】
市場:東証2部
分売実施予定  :2017年2月23日
売り出し量 :300000株
1人500株
分売価格円(終値1269円)
割引率:2.56%
出来高:51900
信用


【解説】

九州リースは九州地方を中心とした金融事業を手掛ける会社です。
以前の分売記事がありますので、そちらを参考にしてみてください。

九州リース分売記事

元々、事業規模も大きい会社で、業績も好調でしたが、地方銘柄ということで過小評価されていました。
昨年11月に東証2部に昇格しており、以降は株価も右肩上がりになっています。
有名なバリュー投資家さんもこぞって当社に投資されています。

【指標など】
per8.0倍 、pbr0.76倍 利回り1.54%


指標的には割安です。競合はオリックス、 興銀リースなどでしょうか。昨年の分売時は非常に割安でしたが、好業績で人気化していますので競合とくらべても遜色ない水準になっています。直近の四半期決算も復興需要などもあり絶好調です。優待でクオカード1000円分が貰えるため総合利回りは3%弱といったところ。株価は右肩上がりで青天井チャートを描いています。2部まできたので流動性や株主数などが満たせれば1部上場も視野に入ってきそうな感じです。

【スタンス】
スタンス:中立
初値予想: 763~770


フジテックの分売と重複しているので、人気が分散する懸念も多少あるかもしれません。懸念点はハイ空が無い点です。比較的大きめな数量ですが、好調ですので中長期で投資される方は分売をきっかけに保有するのも悪くないかもしれません。

立会外分売 フジテック

【発表データ】
市場:東証1部
分売実施予定  :2017年2月23日
売り出し量 :1835000株
1人10000株
分売価格1244円(終値1269円)
割引率:1.97%
出来高:532600
貸借


【解説】
フジテックはエレベータやエスカレータ、歩く歩道等の製造、販売を手掛けるメーカです。エレベータで国内4位、エスカレータで国内5位です。当社のエレベータを見る機会も良くあり、言われてみると触れている機会は大きい会社です。三菱・日立・東芝・日本オーチス・フジテックが5大メーカーとなっていますので他の財閥系や重電系を除けば専業独立系で健闘していますね。

ロゴが富士通そっくりなので、富士通関連の子会社と勘違いしていましたが、特に関連は無いようです。
国内外に生産・販売拠点が数多くあり、事業規模も巨大です。
製品の製販のみではなく、保守も手がけています。

アジアや北米に展開しており、海外売上高比率が66%で為替の影響を受けるシクリカル銘柄といえそうです。
長期的には国内外の公共事業や不動産事業、建設事業の影響を受けると思います。
国内に限ってはオリンピックまでは着工/完成する建造物も多く当面は需要がありそう。
四季報には北米やインド向けの受注が増えているようで、2018年には最高益視野にとの記載がありました。老朽化に伴う更新需要などもあるようです。

【指標など】
per12.0倍 、pbr1.13倍 利回り2.36%


指標的には割安です。競合は東芝、三菱重工などでしょうか。東芝は比較になりませんが、三菱重工Per15倍程度なのでやや割安といった感じ。売り長で-262700の株不足となっています。株価的にも11月後半の水準なので、需給面からの妙味は無さそうですが、指標面は割安感を感じます。


【スタンス】
スタンス:中立
初値予想: 1245~1257


超大型案件ですね。年に数本しかありませんね。100万株以上はプレステージ・インターナショナル以来でしょうか。プレステージは僅かに初値を上回ったのでこちらも僅かに上回る可能性もありそうです。需給面で非常に難解な分売ですので、注意が必要です。
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プロフィール

ミドル投資

ミドル投資
通信系SI勤めのSEで、PMをやっています。投資歴5年ですが年利3%ほどしか計上できていません。立会外分売やIPOと割安株で年利5%確保を目指します。当ブログはリンクフリーです。

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