2018年保有銘柄雑感 G-7ホールディングス
最近は週次の投資日記を付けているだけなので、中期保有予定の銘柄については順次、簡単な所感などを綴っていこうと思います。気になるポイントを自分用にダラダラ書いているので、内容は薄いです。
初回はG-7ホールディングスについてです。
多くのバリュー投資家さんが買われている銘柄ですよね。私は2年前に投資しており、割安が訂正された段階で売却しましたが、今期に関しては成長が加速していて、割安となっていましたので、同価格程度で再度投資しています。
G-7ホールディングスはオートバックスや業務スーパーのフランチャイズ店を運営するメガフランチャイジーになります。
フランチャイジーはコンビニチェーン店のように本部であるフランチャイズ企業からライセンス使用料等を支払い、商売するビジネスです。フランチャイジー自体、FC本部への手数料支払いなどがあり、奴隷ビジネスと思いがちですが、店舗展開や人気ブランドを使用したドミナントなど効率よく展開することで、稼ぐビジネスを展開することも出来ます。
G-7は2大ブランド(オートバックス、業務スーパー)が主要な収益源になりますが、業務スーパーと一緒に出店することもある精肉のテラバヤシ、タルトのBakeやコインランドリーのマンマチャオ、女性向けフィットネスジムのカーブスなど、多彩な展開を行っています。


業務スーパーやオートバックスのような、小売業のため、営業利益率は低いです。
2016年は業務スーパーのリニューアル効果などがあり、営業利益38億と、大きく成長しました。2017年は予想の段階では5%成長程度でしたが、実績は営業利益43億と10%増益を確保しています。2018年は営業利益50億と、更に成長が加速する予想。中期経営計画では売上1700億円、経常利益70億円を目指すとの事。
当社は昨年は控えめでしたが大風呂敷広げるタイプですので、丁寧にチェックする方が良いと考えています。
二桁利益以上に成長していますが、相変わらず、人気が無いため
予想PER11.8倍、PBR1.90倍、配当利回り2.5%、ROE15%以上
と、成長と増配によって割安なバリュエーションを維持しています。
昨年実績でセグメント毎の営業利益をみると以下の通り。
オートバックス事業 16.5億、こだわり食品事業 26.5億、その他 -1億
その他FC事業ではタルトのBake、フィットネスのカーブス、コインランドリーのマンマチャオ、いきなりステーキなどを展開していますが、昨年は赤字だったこともあり、その他の伸長が、今後の成長ドライバーになりそうです。カーブスは神奈川を中心に10店舗ほど運営しており、ドミナント展開をしています。他の方の展開されているIRイベントの議事録等をみると、カーブスは収益目途がたっているとの意見もありので、今後、伸びれば寄与しそうです。FC本部のコシダカをみると、会員数や利益などは若干停滞しているのが気になりますが。。。いきなりステーキは流行りもののため、長期的には厳しいと思いますが現在1店舗のみで、直営のG7モールのフードコートに入れる程度なら多少は計算できるとは思います。業務スーパー並の息の長いFC業を今後、開拓出来るかがポイントになりそうです。
中計達成に向けて、売上高で500憶、営業利益で20億ほどストレッチがあるため、達成に向けてはM&Aする必要があります。主力のオートバックスFCか業務スーパーFCとなるのですが、業務スーパーはドル箱のため、どこも事業譲渡する予定は無いでしょう。オートバックスFCを安く買い叩ければ負の暖簾が期待出来そうな気もしますが、他の上場オートバックスFCも現状ではそれなりに業績が出ているので難しいかもしれません。ダメな店舗を買い取っても全く意味ないですし、ハードルは高そうです。
初回はG-7ホールディングスについてです。
多くのバリュー投資家さんが買われている銘柄ですよね。私は2年前に投資しており、割安が訂正された段階で売却しましたが、今期に関しては成長が加速していて、割安となっていましたので、同価格程度で再度投資しています。
G-7ホールディングスはオートバックスや業務スーパーのフランチャイズ店を運営するメガフランチャイジーになります。
フランチャイジーはコンビニチェーン店のように本部であるフランチャイズ企業からライセンス使用料等を支払い、商売するビジネスです。フランチャイジー自体、FC本部への手数料支払いなどがあり、奴隷ビジネスと思いがちですが、店舗展開や人気ブランドを使用したドミナントなど効率よく展開することで、稼ぐビジネスを展開することも出来ます。
G-7は2大ブランド(オートバックス、業務スーパー)が主要な収益源になりますが、業務スーパーと一緒に出店することもある精肉のテラバヤシ、タルトのBakeやコインランドリーのマンマチャオ、女性向けフィットネスジムのカーブスなど、多彩な展開を行っています。


業務スーパーやオートバックスのような、小売業のため、営業利益率は低いです。
2016年は業務スーパーのリニューアル効果などがあり、営業利益38億と、大きく成長しました。2017年は予想の段階では5%成長程度でしたが、実績は営業利益43億と10%増益を確保しています。2018年は営業利益50億と、更に成長が加速する予想。中期経営計画では売上1700億円、経常利益70億円を目指すとの事。
当社は昨年は控えめでしたが大風呂敷広げるタイプですので、丁寧にチェックする方が良いと考えています。
二桁利益以上に成長していますが、相変わらず、人気が無いため
予想PER11.8倍、PBR1.90倍、配当利回り2.5%、ROE15%以上
と、成長と増配によって割安なバリュエーションを維持しています。
昨年実績でセグメント毎の営業利益をみると以下の通り。
オートバックス事業 16.5億、こだわり食品事業 26.5億、その他 -1億
その他FC事業ではタルトのBake、フィットネスのカーブス、コインランドリーのマンマチャオ、いきなりステーキなどを展開していますが、昨年は赤字だったこともあり、その他の伸長が、今後の成長ドライバーになりそうです。カーブスは神奈川を中心に10店舗ほど運営しており、ドミナント展開をしています。他の方の展開されているIRイベントの議事録等をみると、カーブスは収益目途がたっているとの意見もありので、今後、伸びれば寄与しそうです。FC本部のコシダカをみると、会員数や利益などは若干停滞しているのが気になりますが。。。いきなりステーキは流行りもののため、長期的には厳しいと思いますが現在1店舗のみで、直営のG7モールのフードコートに入れる程度なら多少は計算できるとは思います。業務スーパー並の息の長いFC業を今後、開拓出来るかがポイントになりそうです。
中計達成に向けて、売上高で500憶、営業利益で20億ほどストレッチがあるため、達成に向けてはM&Aする必要があります。主力のオートバックスFCか業務スーパーFCとなるのですが、業務スーパーはドル箱のため、どこも事業譲渡する予定は無いでしょう。オートバックスFCを安く買い叩ければ負の暖簾が期待出来そうな気もしますが、他の上場オートバックスFCも現状ではそれなりに業績が出ているので難しいかもしれません。ダメな店舗を買い取っても全く意味ないですし、ハードルは高そうです。